スタッフ §
- 放送局: フジテレビ系
- 放送期間: 1974年4月3日から1975年9月24日
- 原作:ルーネル・ヨンソン(Runer・Jonsson(1916年 - )、『Vicke Viking』(1963年、日本語題は『小さなバイキング』)
- チーフディレクター:斎藤博
- シリーズ構成:丹野雄二
- キャラクターデザイン:関修一
- 脚本:才賀明、金子裕、大川久男、ほか
- 演出:石黒昇、神田武幸、小林三男、ほか
- 作画監督:辻伸一、福田皖
- 美術監督:西田稔
- 音響監督:斉藤敏夫
- 撮影監督:黒木敬七
- 効果:赤塚不二男 (※マンガ家・アニメーターの赤塚不二夫とは別人)
- 音楽:宇野誠一郎
- プロデューサー:大場伊紘
- 制作:渡辺忠美
- アニメーション制作:ズイヨー映像
- 製作:ズイヨー映像、フジテレビ、タウラスフィム
WikiPediaより
概要 §
ちいさな少年、ビッケが荒くれのバイキング達に混じり、腕力ではなく知恵で問題を解決していきます。
感想 §
放送期間はほぼ宇宙戦艦ヤマト第1シリーズのTVアニメと重なり、同じテープに主題歌が残っていたりします。主題歌といえば、ビッケにはエンディングが3種類あり、どれを放送するか分からず、主題歌をラジカセから録音するのに苦労した記憶があります。上手く録音できたかはもう忘れましたが、ラジカセをスタンバイして待っている「またこのEDか」と思ったことは覚えています。
それはともかく、腕力で劣る小さな少年が知恵で切り抜けるのは、一休さんなどにも見られるパターンであり、知恵ゆえに大人から頼られるパターンも同じ。こういうタイプの作品は好まれることも多いものの、なかなか後継作品が出てきませんね。
ちなみに、これも良い作品だったと思います。ヤマトがなまじヒットしてしまったので見えにくくなっているものの、この時期は傑作が多いと思うし、ビッケはその代表格だと思います。「ヤマトの力だけでアニメブームが起きたと思うなよ」。この時期にはそれだけのインパクトが層としてあったと思います。
それはさておき、腕力のない子どもが超能力を得たり巨大ロボに乗って力を得るのではなく、知恵1つで切り抜けていく話というのはいいものです。それから、航海する海の話というのもいいですね。